福祉の仕事はどうしても、世間的にみると給料が少ないです。
ですので、節約して少しでも生活を楽にしたいと考えています。
今回は最近気になっている [イデコ] について書いていきます。
詳しく、わかりやすく書いてあるサイトは沢山あるので、私なりに感じたイデコのメリット、デメリットを個人的な感想を踏まえてお伝え出来ればと思います。
イデコとは?
詳しく色々書いてあるところは沢山ありますが、私が思ったのは、イデコって節税出来る個人年金みたいなものということです。
個人年金には昔から興味はありましたが、個人年金をしようと思うと月々かなりの出費になります。
したいけど、将来の為に日々の生活が厳しくなるというのもおかしな話です。
で、なんで今、イデコの加入者が増えているかってことなんですよ。
賢い人たちはどんどん入っているのかと。
じゃあどんなメリットがあるのか調べてみました。
メリット
節税できる!
イデコは毎月、一定の額を個人年金として積み立てていくものです。
その積立金の全てが所得控除の対象となっています!
積み立てた金額が次年度の所得税・住民税から控除されるようです。
控除とか、節税という言葉に弱い方は私を含めて大勢いると思います…
減税の申請も年末調整で可能なので手続きも簡単です。
5000円から積み立て出来る
イデコは積み立て出来る金額の下限~上限が決まっています。
良いのか、悪いのかというと個人的には⭕
なかなか、5000円で個人年金が出来るというのはありません。
私は所得が少ないですが、将来の年金のことも心配をしています。
一般的な個人年金は出来ないけど、5000円から始めれるイデコなら出来ます!
さらに、節税も一緒に出来るのです。
掛け金は変更出来る
最低5000円から始めることが出来るイデコですが、掛け金は変更することが出来ます。
年に一度だけ掛け金1000円単位で上げたり、下げたり出来ます。
一年に一度だけというのはデメリットに感じますが、変更出来るというのは良いことです。
子供がいるとお金がかかる年というものがあります。
そんな家庭事情を踏まえて無理なく積立てが可能です。
積立てが厳しい時は休止して余裕が出来たら再開ということも出来るのでちょっと安心ですよね。
運用してもらうことで資金が増える!
イデコは積立てた資金を運用してもらうものです。
運用してもらうということは預けた資金が上手くいけば増えることもあります。
どのように運用してもらうかも選ぶことも出来ます。
運用という言葉に不安を感じる方も多くいると思います。
そんな方は出来るだけ元本が減らないような、リスクの少ない運用方法を選ぶことが出来るのです。
運用で得た利益は無課税
これもまた、大きなメリットだと思います。
投資信託等で得た利益には大体20%の税金が掛かります。
イデコにはそれがありません。イデコで得た利益には税金がかかりません。
つまり、イデコで得た利益は100%自分のものになります。
ふるさと納税と併用出来る
節税、減税と聞くと、ふるさと納税を思い浮かべます。
イデコはふるさと納税をしていても減税を受けることができます。
ただ、イデコをしているとふるさと納税の限度額が少し減ってしまいます。
そんなに気になるような金額ではありませんが…
詳しいことは専門のページで確認してください。
デメリット
イデコは良いことばかりではありません。
むしろ調べているとデメリットも多く感じました。
60歳まで引き出せない
基本的に年金資金を貯めて運用していくものなので、途中でお金を下ろすということが出来ません。
今、資金が必要というときに下ろせないというのは恐いかもしれません。
貯金していると思えば…というところなんですがね。
元本割れすることも有り得る
イデコは投資と同じです。
投資ということは運用が上手くいかないこともあります。
もしかしたら、預けた金額より受けとる時に減っている可能性も0ではありません。
ただ、60歳までの長期の投資となっているので、一時期の下がりはあまり気にしなくても良いのかもしれません。
イデコに掛けれる金額が決まっている
メリットにも書いているのですが、イデコは掛けれる金額の下限と上限が決まっています。
収入の多い方からすると上限が決まっているというのはデメリットになってしまいます。
また、職種や企業年金の有無等で金額の上限が変化します。
イデコを始める前にしっかり調べなくてはいけません。
選べるのは一ヶ所の金融機関のみ
数ある金融機関の中から一ヶ所を選ばなくてはいけません。
それぞれ、良いところ、悪いところがあると思います。
それぞれ調べるのは大変です。大変ですが、大事なお金を預けるわけなので慎重に選ばなくてはいけません。
その労力はかなり大きなものになるでしょう。
まとめと言うか、イデコで思うこと…
私は仕事柄、高齢の方とよく話をします。
その中で年金のこともよく話題になります。
現在、年金の受給年齢はどんどん引き上げられて、尚且つ年金の額も減っています。
その流れはこの先も続くと思います。
私が退職を迎えたときにすぐに年金が貰えるかといったら、そうではありません。
退職をしてから、年金を貰うまでの間の生活費が必要となります。
退職金でどうにかなる年数では無いと思うんです。
そこでイデコです。ただ銀行に預けておくよりは、減税もあり、増えるかもしれない。
十分始める価値はあると感じます。
デメリットもありますが、それを上回る程のメリットが私には感じられます。
投資と聞くと、抵抗のある方は多いと思います。(私の妻がそうなんです…)
イデコは投資というより貯金をしながら、税金の優遇措置を受けようといものです。
国民気質なのか日本人は投資ということに消極的に感じます。
国はイデコやNISA等、新しく国民の投資を促す政策を次々に打ち出してきます。
イデコは国が国民の銀行に預けっぱなしの貯金を投資にまわしてほしいという思いが感じられます。…年金を当てにするなよって感じもしますが↘
今後、もしかしたらイデコ以上の投資をする者に有利な政策が出てくるかもしれません。
ですが、イデコは十分価値のあるものと感じます。
初めにも書きましたが、将来の為に今の暮らしを犠牲にするといったことはしたくはありません。
私は収入が少ないので多くの金額を掛けることは出来ませんが、少しずつ将来の為にイデコを行っていきたいと思います。
その前に妻を説得しなくてはいけませんが…
また報告します。